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【TDA広告・中級者向け】楽天TDA広告で成果を出す具体的な考え方

2021/06/07

今回は、モール型EC「楽天」について、特にその中の「広告」について説明していきます。
2回の今回は、TDAについて、具体的なプラン設定やペルソナ設定について説明していきます。

 

この記事はこのような方向けに書いています
  • 楽天の店舗運営を任されたけど、どのような考えた方で広告を出せばわからない人
  • 楽天広告をひと通り覚えたけど、具体的にどういう数字、ペルソナ設定をすれば良いかわからない人

前回書いたRPPの記事同様、TDAの設定の考え方について、具体的にどのように考えれば良いのかを説明してくれる記事がありませんでした。
この記事を読めば、どのプランを選択すればすれば良いのか、どのペルソナに向けて広告を打てば良いのか、どの数字をKPIに設定すれば良いのかがわかります!

なんとなくTDAを出している方の、具体的な指針の1つとなれば幸いです。

それでは具体的な説明にいきましょう!

※この記事ではTDAの入稿の仕方、できることなどの機能的な説明は省き、どのような考え方でTDAを出稿すれば効果的に活用することができるかを記載していきます。
基本的なTDAの説明については楽天ナビのこちらのページをご参照ください。

 

TDA(ターゲティングディスプレイ広告)とは

店舗側でセグメントした対象に対してバナー広告を配信できる広告です。
広告の表示回数で予算が消化されるので、楽天内imp課金バナー広告といってもいいでしょう。
TDAには、いくつかのパッケージがあり、その中から1つパッケージを選択して配信をします。
パッケージによってimp単価が変わってきます。

詳しくは楽天ナビに記載がありますので、そちらをご参照ください。

 

キャンペーン選択について

前提として、TDAはRPPと違って潜在層までアプローチすることができ、impを取ってブランド認知や商品認知を広めることを得意としている広告です。

キャンペーンは基本的に、「プレミアムTOPパッケージ」を選択しましょう。

理由としては、1imp/0.4円とパッケージの中で一番impに対する価格が安く、セグメントした対象に低予算で多くリーチできるからです。
前述した、認知を広げる目的でTDAを使用するのが効果的なため、できるだけ多くimpが取れるパッケージが望ましいです。

 

ペルソナ設定の考え方について

次に重要となってくるのが、ペルソナ設定です。
以下の画像のようにターゲットを絞って広告を配信することができます。

ペルソナの決め方として重要な考え方は、何を目的としてTDAを実施するかです。
何を目的として実施するかでペルソナの設定が変わってきます。
大きく分けて、2種類があると考えています。

  • ブランド認知を広げたい場合
  • 足元の売上を作りたい場合

 

ブランド認知を広げたい場合

  • 性別
  • 年代
  • 閲覧履歴

ペルソナを絞りすぎないために、上記の3つのセグメントを設定することをお勧めします。
ブランド認知することが目的ならば、そのジャンルに興味がある男性or女性、年代でペルソナを絞り配信していきます。
上記のペルソナで配信を行うことにより、今まで自社のブランドを知らな合ったターゲットにブランドを知ってもらえる機会が増えます。
ブランド認知が広がるメリットとして、クリティカルマス、ダブルジョパディの法則といった考え方がありますが、長くなってしまいますのでここでは割愛します。

ここで注意しなければならないのが、ペルソナを広げるとROASの数値は悪くなる傾向が高いということです。
当たり前の話になりますが、潜在層にアプローチするため、impは取れるがCVまで結び着きづらいというケースが多いです。
しかし、あらかじめ決めた目的がROASではなく、ブランド認知を広げるためのimpであるならば、ROASが多少低くなってもその広告の目的は果たせたということになります。

 

足元の売上を作りたい場合

  • 性別
  • 年代
  • 閲覧履歴
  • 購買履歴
  • 会員ランク

上記くらいセグメントを細かく設定することにより、配信するペルソナを細かく絞ることができます。
細かく絞れば絞るほど、その絞り方が間違っていなければ、顕在層にアプローチすることになりますので、CVに繋がりやすくなります。
どうしても今月売上を作らないとヤバイ、という場合はこの方法を実施しましょう。

しかし前述した通り、TDAはブランド認知を広げることが得意な広告なため、あまりペルソナを絞りすぎることはお勧めしません。
短期的な売上を作ることはできるかもしれませんが、ブランドの認知を高め新規顧客を獲得していかなければ店舗を長期的に成長させることはできません。
ですので、広告費に余裕がある場合は、なるべく長期的な成長のことを考え、ブランド認知を広げることを目的としてTDAを実施することをお勧めします。

 

バナーのクリエイティブについて

バナーのクリエイティブもTDAの効果を最大化する上で重要な要素です。
ブランドイメージを伝えられ、目を引くようなバナーを使用することができれば、よりTDAのパフォーマンスを高めることができます。
バナーは大きく2種類に分かれると考えています。

  • ブランドイメージを伝えるようなバナー
  • 商品単体を見せるバナー

 

ブランドイメージを伝えるバナーについて

このバナーを作成する際は、何か参考となるイメージ探しが重要となります。
個人的な例ですが、ファッションジャンルならばハイファッションブランド(メゾンマルジェラ、ディオールなど)のクリエイティブを参考にしています。


あと映画のポスターなんかもいいと思います。
どちらもイメージを伝えるプロ達が、何時間も考えて構成を考えているはずなので、クリエイティブを参考にするにはもってこいです。
また違う視点として、ブランドイメージを伝えるバナーは、長期間広告を打っても効果が落ちにくいという特徴がありました。
考えられる理由として、ブランドイメージを伝えるバナーは、1つのことを伝えているわけではないで、2回目もクリックする理由が残されているからだと考えています。
(経験則に基づく感覚ですのでご了承ください)

 

商品単体を見せるバナーについて

このバナーを作成する際は、具体的な効能や数字、インパクトのある見た目のクリエイティブにすると効果が高まる傾向にありました。
デメリットとして、短期間しか効果が持続しないという点があります。
おそらくですが、1つの商品を打ち出すバナーは1度クリックされたら、再びはクリックされにくいのでしょう。(経験則に基づく感覚ですのでご了承ください)
一度の試聴で、良くも悪くも伝えたい情報が全て伝わってしまうからです。
また、1商品のみを伝えるため、どうしてもターゲットが狭くなってしまい、あまり広がりを作ることができない特徴があります。
逆を言えば、しっかりペルソナ設定をして、商品の魅力がしっかり伝わるバナーを作成し、短期間で配信すれば大きな効果が期待できます。

 

気をつけて欲しいこと

TDAは広告審査が結構厳しく、バナーの直しが必ずといっていいほど入ってきます。
バナーレギュレーションがかなり細かいため、一度入稿して、修正するというフローの方が効率的になってきます。
画像修正期間お取らなければならないので、余裕を持って取り組みましょう!
少し余談ですが、以前より楽天の審査が遅くなったような気がしてます…
上記のことがありますので、必ず時間的余裕(10日前後)を持ってTDAを入稿して下さい!

 

最後に

全てはTDAを行う目的によって、どのようなペルソナにするか、どのようなバナークリエイティブにするかが決まってくるということです。
ですので、最初に目的をしっかり決めることができれば、その後の動きは自然と決まってくるというのが私の考えです。

今回は楽天の広告に中のTDAについて、具体的な考え方を書いていきました。
私の考え方が絶対正解というわけではありませんが、1つの考え方の参考にはなると思いますので、ぜひ活用していただければと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。