©︎ chipper, Inc.

新卒・転職ならD2Cコンサルティング企業が最強だと断言できる5つの理由

2021/06/16

株式会社chipperで取締役COOを務めさせていただいております、西田です。
今回は、32歳(執筆時点)で4社を経験してchipperにジョインした私が、D2Cコンサルティング企業こそが新卒や転職で選ぶべき選択肢であると断言できる理由について書かせてもらいます。

 

この記事はこのような方向けに書いています
  • 就職活動の軸が決まらない…という人
  • どういう会社に入ったら市場ニーズのある人材になれるかわからない…と思う人

主に「新卒」「転職迷子」と言われる方がこちらを読んでいただけると、解決できる悩みがあるかもしれません。

 

chipperのポリシー

まず大前提として、chipperでは可能な限り「コンサルティング」という言い方はしないことをポリシーとしておりますが、SEO(検索ボリューム)の都合から、本記事ではコンサルティングと書かせていただきます。
なぜコンサルティング企業と名乗らないかと言いますと、その言葉の持つイメージに「第三者としてアドバイスをする」というニュアンスが含まれていると考えているためです。
弊社はクライアントと事業を進める際、第三者としての関わり方をせず、当事者として関わり、共に事業を創らせていただく(=共創する)ことを会社のカルチャーとしており、コンサルティング企業という言葉の代わりに「事業共創プロジェクトチーム」という言葉を使わせていただいております。

ただし、そのような言葉で検索する人がいないため、今回はコンサルティング企業という言葉を使わせていただくことを、あらかじめご説明しておきます。

 

筆者の背景

私の経歴

私の32歳で5社目というのは、転職回数としては非常に多いと思います。

そんな私がなぜD2Cコンサルティング企業が最強だと思うのかの背景を説明させていただくために、私の経歴を軽く触れさせていただきます。

1社目:ベンチャー企業で営業・カスタマーサポート・新規事業立ち上げ2つを行う。3年連続社内表彰される。
2社目:リクルートキャリアに転職し、人材紹介のエージェント業務を行う。
3社目:ゴリゴリの訪問販売(商材:ソフトウェアやコピー機)の営業会社に転職し、関東一位の成績を獲得し表彰。
4社目:ECシステム開発会社へ転職し、事業部長として会社全体の売上目標にコミット&3年連続達成。
5社目:chipperへCOOとしてジョイン、現在に至る。

4社目でようやくEC業界という軸が固まり、セミナーなどもさせていただける立場となり、まだまだではありますが有難いことにちょっとは業界で認知いただける存在になれてきたかなと思います。

 

私が過去の経験で学んだこと

上記の通り、各社ではそこそこの結果を出してこれたのかとは自負していますが、トータルのキャリアで私が感じたことは「個人のチカラの限界」です。

特に1社目と3社目で辛かったことが、業界自体が斜陽産業であったことです。
市場全体のニーズやパイ自体が縮小している状況では、個人として発揮できるパフォーマンスが制限されてしまわざるを得ない状況でした。
その中で得られた大きな3つの考え方を共有致します。

 

1.仲間の重要性:業界がシュリンク(縮小)傾向にある場合、個人ができることには限りがある

業界自体がシュリンクしている場合は、本来は業界を抜本的に変えるような動きがベターです。

例えば、

  • 業界構造を変えるようなゲームチェンジャーになるのか(ソフトバンクやAppleのような戦法)
  • ブルーポンド市場を見つけ出し新商品を出すのか(コカ・コーラの「檸檬堂」のような戦法)
  • 他業界とのアライアンスを組むのか(いわゆる業務提携)

といった打ち手があります。ただ、いずれも一人では絶対に成し得ることではありません。

私は若い時、自分のチカラを大きく過信していて、一人でなんでもできると信じていました。

様々な成功体験や失敗体験を通して、仕事は一人でするものではないと知りました。
共に同じビジョンを持つ仲間とワークすることで、業界の抜本改革や、場合によってはピボット(戦う業界やフィールドを変える)という選択肢が生まれるということを知れました。

 

2.前向きマインド:業界が縮小してる中でこそ、自分がどう戦うかを考える

当時、周囲も私自身もよく言ってしまっていたのが「業界自体が縮小してニーズが減っているから仕方ない」という言葉でした。
この言葉は何も生み出しません。できない自分に対しての言い訳以外のナニモノでもありません。
何かを言い訳にして、できない理由を自分の中で折り合いをつけてしまったら、その瞬間人の成長は止まります

この状況だからこその戦い方や打ち手を考えていき、常に思考を止めないことで人は成長できるのだと気づきました。

 

3.転職の考え方:なんだかんだ言っても伸びしろのある業界で戦うことで選択肢が増える

ここまでの話を覆してしまうようですが、もし今これを読んでいる貴方が就職活動をされているとしたら、成長可能性の高い業界へジョインすることをおすすめします。

マイナス成長の業界の中での打ち手として「他業界とのアライアンス」と挙げさせていただきましたが、大きなアライアンスを組むためには、他業界から魅力的なマーケットとして見えることが条件となります。
魅力的なマーケットとして見える条件は主に3つで「予算のある良質な顧客がいる」「その顧客の母数が多い」「業界とその顧客の親和性が高い」です。
これらの条件は縮小市場で達成することは難易度が高く、現実的ではないと思います。

そのため、成長市場、もしくは成長が見込める市場で戦うことが、最も選択肢の幅が広がるということを現実として知っておいてください。

 

D2Cコンサルティング企業が最強な5つの理由

それでは本題でもある「D2Cコンサルティング企業がなぜ最強なのか」についてまとめていきます。
結論を先に平たく言うと、圧倒的成長市場であるという点に加えて、D2C支援はビジネスの総合格闘技であり上流から下流の全ての流れを学べるということです。

 

事業の0→1→10→100が学べる

事業にはフェーズがあり、それぞれでやるべきことが大きく異なりますが、D2C支援はその多くは0フェーズからの支援となるため、スタートから拡大まで事業構築の全体像を見ることができます。

そもそもどんな事業のフェーズがあるの? という方向けにざっと思いつくがままに書きます。
興味ない方もいると思うので、そういう方は次のセクションまで読み飛ばしてください。

 

0→1フェーズ(事業創造・立ち上げフェーズ)

▼キーワード
問題提起型思考(⇔課題解決型思考)」「アイデアの発散と収束」「ビジネスモデル設計」

 

▼やること
└プロダクトを提供するペルソナ設計と、ペルソナの感じていると予想される「不」の精査
└マーケット調査を行い上記仮説のPDCA。競合調査をしてポジショニング設計
└プロダクトやサービスのビジネスモデル設計、開発、ローンチ

 

1→10フェーズ(認知拡大フェーズ)

▼キーワード
「事業マネタイズ」「メディア戦略・広告戦略」「仕組み化」

▼やること
└様々なビジネスの勝ち方を知り、そのコア部分を戦術として取り入れる
└プロダクト・サービスの認知拡大を図るためにあらゆる媒体を活用
└収支バランスからマネタイズをする時期を計画立て、仕組み化をしながら計画PDCAを継続する

 

10→100フェーズ(組織化フェーズ)

▼キーワード
「組織化」「人材マネジメント」「カルチャー醸成」

▼やること
└事業成長に人材成長を追いつかせるために、採用要件を固め採用の量と質のバランスを担保する
└全メンバーが同質の判断をするために、コンピテンシー・カルチャーを浸透させるためのマネジメントをする

 

 

本質志向・目的志向が身につく

D2C=Direct to Consumerですが、ただ物を売ることがD2Cではありません。
ダイレクトに想いを届ける」その手段として、卸や中間業者を介さずに物を届けているビジネスモデルがD2Cです。
つまり、クライアントの想い(なぜこの事業をするのか)を知らずしてD2C支援はできません
だからこそ、chipperではここの深堀りに時間をかけて共有した状態で支援を行います。

よくありがちなコンサルティング企業は、本質(Why)が抜け、戦術論(How)にばかりウェイトが寄っているケースがあります。

戦術も大事ですが、本質的な目的からブレークダウンさせた戦術でないと、最終的な実行にズレが生じます。
目的レベルまで構造を分解してあげて、クライアントも認識をしていなかった「本質」を発見して提示してあげることも、私たちコンサルティング企業の価値です。

 

物販ビジネスの集客→販売→出荷→売上→フォローの一連のフローが学べる

物販ビジネスは、その全ての流れを把握していないとクライアントと対等以上に会話ができないことが多いです。

  • 集客チャネル
    • 自然流入媒体(SNS、SEO)
    • 広告流入媒体(G/Y/FB/IG)
  • 販売チャネル
    • オンライン(モール、独自ドメイン)
    • オフライン(卸、直販)
  • 出荷
    • 他社委託、自社出荷フロー構築、卸ネットワーク利用
    • BtoBとBtoC出荷の違い
  • 売上
    • オンライン販売時の決済手段とキャッシュフロー
    • オフライン販売時のの資金回収手段
  • フォロー
    • LTVモデルでの広告費の回収
    • 一連の全体のコスト回収状況のPDCA

これらの全てを理解した上で事業構築の支援をすることを求められます。
多くの会社では、この一部分の知識に特化して教育されることが多いので、もし新卒からD2C支援を行うことができれば、
総合的に全てを深く知れるため圧倒的に成長ができると断言できます。

 

データ構造が理解でき、分析の切り口や応用方法に詳しくなる

最近「ビッグデータ」という言葉を聞かなくなりましたが、これには理由があります。

ビッグデータ

「ビッグデータ」というワードのGoogleトレンドでの検索結果

実は世間がビッグデータビッグデータって騒いでいた頃は、データの重要性だけが着目されていましたが、現在は「それをどう活用するか」の方が重要視されています。

当時は活用の仕方は夢を描いているだけで、そこに技術が追いついていませんでした。

「AI」はビッグデータにとっての良い出口戦略となりました。
技術発達で進化した「AI」を経由させることで、人間の頭では処理しきれないビッグデータを有効活用するように世間のトレンドは変化してきました。

 

D2C支援では何度もデータの集計と分析を行います。
私たちがクライアントを支援する際、AIやビッグデータも利用しますが、あくまで一つのツールとして使います。

定量化できないデータ(定性データ)も加味した思考と分析を行うという行動は人間にしかできないことだと考えているため、
データの集計自体はオートメーション化させていますが、それを見ての思考はコンサルタントのToDoとして行っています。

 

仕事の中心に立つ方法とその価値を知れる

別記事でまとめますが、chipperでの全社員共通のコアなスキルは下記3点と定義しています。

  • 要素分解力(構造を要素ごとに分解して、本質・課題・行動・KPIで分解する力)
  • 要素応用力(分解した要素の、構造・プロセスなどの本質を他のプロジェクトで応用して展開する力)
  • 意思決定力(これらの要素を総合的に判断してクライアントに代わり意思決定を行い、事業を推進する力)

コンサルタントという第三者ではなく、プロジェクトチームとしてプロジェクトの中心に立つということは、同時に大きな責任も発生します。

私たちのクライアントの多くは、中心に立つことによって発生する意思決定に不安があります。(100%そうですし、私たちも不安はあります)
意思決定をして仕事の中心に立ってくれるような関わり方をインサイトとして持っているケースが多いです。
(そうでないケースは、仕事を部分的に委託できるような制作会社や広告運用会社へ依頼をします)

仕事の中心に立つ人は、イコールビジネスリーダーとなります。
chipperでは、意思決定のできる人材こそが世の中から求められ価値がある人材と定義しています。
そのため、中心に立つために意思決定をどんどんしていくことを推奨します。
ビジネスは、意思決定をしていく人間が中心となります。

意思決定しても合ってるかわからない、という言葉もよく聞きます。
それは誰しもがそうです。決断した時に合ってるかどうかが大事ではなく、決めて進めないと合っているかどうかわからないので、とにかく決めることが大切です。

 

余談ですが、私が尊敬するオンデーズの田中社長の言葉に、こういった物があります。

成功はアート、失敗はサイエンス

例えばピカソの絵は誰にも書けない。仮に似たような絵が書けても売れない。
つまり成功要素はアートのように再現性がないため、成功例を真似ても意味がなく、
逆に失敗例は研究して、同じ二の鉄を踏まないことができます。

失敗か成功かを分けるのは、まずは失敗例の研究をすること。
そしてリーンスタートアップの考え方で意思決定をして実行して、少しずつ実験をすることでしか成功への道はありません。

 

まとめ

D2Cコンサルティング・D2C支援を行う弊社のような企業では、下記の5点が学べます。

  • 事業の0→1→10→100
  • 本質志向・目的志向
  • 物販ビジネスの集客→販売→出荷→売上→フォローの一連のフロー
  • データ構造・分析の切り口・応用方法
  • 仕事の中心に立つ方法とその価値

これらは、ビジネスを立ち上げてスケールさせる上で、全て圧倒的に必要な個としてのスキルですが、
意外とこれを全ての領域で深く把握している人はいません。(私が会ったことが少ないだけで、世の中には一定数はいると思います)

上記の全てを身につける上で、新卒からD2Cコンサルティング企業を選んでおくと、将来潰しの利く人材になります。
もちろん、中途でも遅すぎるということはありません。

なぜなら「全ての人が夢を叶えられる世界」を創るということを考えた時に、チャレンジに遅すぎるということはないからです。

挑戦しようとしたその時こそが、いつだって最高のスタート地点で、夢のはじまり。

そんな挑戦がしたい人材を、chipperは待っています。

著者
西田圭佑
新卒からベンチャー企業にて、二度の事業立ち上げを自ら計画し実行。その後、EC支援システム全般を開発する株式会社ネットショップ支援室での事業部長を経て、chipperへCOOとして参画。現在はchipper内の全体最適化、既存事業・新規事業推進を担当。 通販エキスパート検定1級所持。