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Shopifyで越境販売-最低限必要な設定

2021/09/30

このような方向けに書いています

  • Shopifyで越境ECを構築することになり、越境の難易度を明確にしたい方

この記事ではShopifyが越境に強いと聞いているが具体的に何に優位性があるがイメージ出来ない方に読んでいただける様に執筆しています。

今回はノーコードでの構築として必要な手順をまとめましたので、読めば誰でも越境ECサイトを構築出来ます。しかしながら、よくある勘違いなのですが、越境対応することで設定の増大、管理の煩雑さは増すことは必然です。怠けて簡単に作るのではなく、簡易に短期間で構築を行い、運用に注力し考える事/越境を体験する事に価値を見いだしていただければ幸いです。

 

Shoipfyで越境ECを構築する利便性

前提としてその他カートシステムでも越境対応が出来るシステムは存在します。

外部サイト参考:越境ECおすすめカート6選|選定のポイントやカートの種類について詳しくご紹介

 

ECサイトを立ち上げる際にカートシステムの選定という課題に必ず遭遇します。どのカートが一番越境に対応できるか、どのカートがそもそもECサイトとして優れているのか、どのカートが運用が簡単なのか、と比較を始めればキリがありません。越境販売したいという目的においてはどのカートシステムでも問題ないですし、ECサイトとしての機能として何を選んでも問題もありません。運用方法に関しては運用者のリテラシーか連携するサービスによる所ですので検討をする必要があります。

その中でShopifyの優位性ではカートに依存しない汎用性の高い構築/運用を行うことが出来るという点にあります。

デザインはさまざまなテンプレートがあり簡易にデザイン性の高いECサイト構築ができますし、独自でデザインをすることも可能ですのでデザインの縛りが無いと考えていただいて良いかと思います。機能に関してはShopifyアプリを導入することで簡易にノーコードで追加を行うことも独自の開発で他のサービスとのAPI連携なども行えます。また、他のカートに比べて圧倒的にアップデートが早く、時代の流れに沿った運用を行うことが可能です。ネックとなる部分は日本へのローカル対応がまだまだアップデート段階という所ですが、越境を行うストアの運用者であれば越えていける課題でしょう。

とはいえ、Shopifyで構築をすると決めてもShopifyに関しても課題も当然出てきます。ただ、この課題はどの様なカート、サービスを導入する上でも発生し、この課題に対しては「慣れる」という解決が必須になります。楽をせず、やるべきことは腹を括って進みましょう。

越境対応のShopifyをノーコードで構築していく

ここから、実際に構築手順に触れていきます。大枠で作業を分解すると「ストア構築」「越境対応」「運用」というフェーズに分かれます。本内容は最初は設定の順番も手探りだと思いますが、以下の順序で行っていただくだけで良いです。

 

越境対応のストア構築

日本への販売設定が完了している前提ですが、Shopifyの越境対応は管理画面の「設定」より値を入力するのみです。

ストアの言語:対象となる地域の言語を設定する

  • 設定>ストア言語にアクセス
  • 「言語を追加する」をクリック
  • 対象地域を選択し、「追加」をクリック
  • 対象地域を公開

ロケーション:「カナダ」などの地域に対して日本と別の倉庫情報ある場合

  • 設定>ロケーションにアクセス
  • 「ロケーションを追加する」をクリック
  • 海外配送用の倉庫情報を入力し「保存する」をクリック

配送と配達 :配達時の送料を設定する

  • 設定>配送と配達にアクセス
  • 「送料を管理する」をクリック
  • 地域ごとに配送条件と送料の価格を設定

税金:対象の地域の税金設定を行う

  • 設定>税金にアクセス
  • 「配送と配達」で設定した地域に対して「設定」をクリック
  • 地域ごとの税金の価格を設定

決済:外貨用の決済方法を設定する

  • 設定>決済にアクセス
  • ShopifyPaymentの「管理する」をクリック
  • 国/地域の項目から「国/地域を追加する」をクリック
  • 対象の地域を追加

ドメイン(任意):地域ごとにURLを設定する

各地域に対して最適化をするならば、ドメインから分ける必要があります。導入するアプリに関してもドメイン対応が必須なものが存在します。

こちらの内容が多くなってしまうので、違う機会に詳細をお伝えします。

 

任意:Shopifyアプリ選定

Shopifyアプリを使用せずとも販売は可能です。ですが、システムとして正しくても越境で購買されなければ意味がないです。最低限、翻訳のアプリは入れるべきです。

以降によく使用するアプリのリンクを記載しておきます。アプリ選定も課題になるかと思いますが、まずは導入して運用上で懸念があれば違うアプリの検証をすると良いでしょう。

表示を整える

翻訳:langify

https://apps.shopify.com/langify

 

 

バックオフィス業務を整える

配送連携:Ship&co

https://apps.shopify.com/shipandco

 

今後の越境はShopifyマーケット

現在進行しているShopify公式の施策「Shopifyマーケット」という越境の設定の標準機能が2021年9月15日にプレスリリースされました。今までアプリなどの組み合わせで実現していた越境構築が僅かな設定だけでできる様になり、越境ECストアの構築がさらに簡易に出来る様になります。

  •  各マーケットの通貨と支払方法
  •  マーケットごとの価格設定と端数処理
  •  マーケットごとの在庫状況の把握
  •  複数言語対応
  •  自動でSEO対策ができるローカルドメインの使用
  •  購入者の地域に応じて、適切な通貨や言語を自動表示
  •  関税や輸入税を計算することで、商品配送時の不意のコストを排除
      (今後事業者はチェックアウト時にこれらを計上することが可能になります)

Shopify Marketsは、9月14日より全世界でアーリーアクセスを開始し、今後数カ月のうちにすべてのマーチャントに展開されていくので、各々のストアへの対応を待って導入をすることとなる。早期に導入をしたい場合にShopify管理画面から「早期アクセスに申し込む」にて申し込みを済ませてください。

 

まとめ

本記事では最速で越境を販売を体験することを目的として執筆しています。詳細な設定は深掘りは運用に慣れてきました際に個々のストアで検討していく必要があります。越境販売のハードルをまずは一歩越えるところから所から始めてみてください。