BtoBマーケティングの施策を実行しているにもかかわらず、「何がどれだけ効いているのか分からない」という状況に陥っていませんか。リード獲得数や広告クリック数は追えていても、商談・受注まで一気通貫で数字が追えないという課題は、多くのBtoB企業のマーケ担当者・CxOが共通して直面している問題です。特にシリーズA〜B相当のスタートアップでは、次の資金調達ラウンドに向けて「マーケ投資の費用対効果をデータで示す」ことが経営上の急務となっています。
本記事では、BtoBマーケティングの効果測定ツールを選定する際の5つの評価基準と、主要サービスの比較、そして自社の状況に合った選び方の判断軸を解説します。単なるツール紹介にとどまらず、「KPI設計の思想からどう整えるか」という視点を軸に、実務に直結する情報をお届けします。
こんな方にオススメ
- マーケ施策は動いているが、リード→商談→受注のアトリビューションが取れていないCMO・マーケティング部長
- VC向けレポートでマーケ投資の根拠を示せず、ツール選定から見直したいスタートアップ創業者・CxO
- 複数ツールを並行運用しているが統合できておらず、ダッシュボードが形骸化している担当者
この記事を読むと…
- BtoBマーケティング効果測定ツールを選ぶ際の5つの評価基準が体系的に理解できる
- 主要5サービス(Chipper Inc.・HubSpot・Marketo Engage・Salesforce・Looker Studio)の特徴と向き不向きが比較できる
- 自社のフェーズ・予算・体制に合ったツール選定の判断軸が手に入る
サービス比較表
各サービス詳細
ケース別選び方
まとめ
Q1. 現在、マーケと営業のデータは連携できていますか?
Q2. Salesforce CRMをすでに導入していますか?
Q3. まずKPI設計・計測設計の整備から始めたいですか?
- BtoBマーケティング効果測定ツールを選ぶ前に知っておくべき現実
- BtoBマーケティング効果測定ツール比較表(2026年版)
- 各サービスの詳細比較
- Chipper Inc. メディア&コンサルティング — KPI設計から問い合わせCVまで一気通貫で伴走
- HubSpot Marketing Hub — CRM統合型で営業・マーケが同じ数字を見たい企業に
- Marketo Engage(Adobe)— 大規模ナーチャリングとABM対応が必要なエンタープライズ向け
- Salesforce Marketing Cloud Account Engagement — Salesforce CRM導入済みで収益アトリビューションを完成させたい組織に
- Google Looker Studio — データリテラシーの高い少人数チームがコストを抑えて計測基盤を内製したい場合に
- 後悔しない選び方|フェーズ・体制・優先軸別の判断基準
- Chipper Inc.(自社メディア)による解決アプローチ
- まとめ|BtoBマーケティング効果測定ツール選定の要点
- よくある質問
BtoBマーケティング効果測定ツールを選ぶ前に知っておくべき現実

ツール選定に入る前に、多くのBtoB企業が陥る「データ収集とCV創出の乖離」という構造的な問題を整理しておくことが重要です。施策ごとの数字は可視化できているのに、それが最終的な受注にどう貢献したか分からない——この状態のまま高機能ツールを導入しても、レポートが増えるだけで意思決定の質は上がりません。
なぜ「ツールを入れたのに分からない」が起きるのか
BtoBマーケティングで効果測定が機能しない最大の理由は、KPI設計とツール選定の順序が逆になっていることです。「HubSpotを入れれば全部分かる」「Salesforceと連携すれば解決する」という期待でツールを選んでも、そもそも「何を測ることが意思決定に直結するか」が定義されていなければ、データは増えるが洞察は生まれないという状態が続きます。
具体的には、マーケ部門が追うKPI(リード数・CPL・CTR)と、経営・営業が意思決定に使うKPI(受注金額・CAC・LTV・パイプライン速度)が別々のシステムに存在し、会議のたびにExcelで手動集計するという非効率が発生します。この状態では、マーケ予算の増減を経営的に正当化する根拠が持てません。
ツール選定は「測りたい数字が決まっている状態」で初めて有効に機能します。測りたい数字が曖昧なまま高機能なプラットフォームを導入すると、設定工数・運用コストだけが膨らむリスクがあると言われています。
ツール選定の失敗パターン3つ
効果測定ツールの選定で実際に多く見られる失敗パターンは、主に3種類に集約されます。これらを事前に把握しておくことで、ツール評価の精度が上がります。
- 【機能過多型】最上位プランを契約したが使う機能が全体の20%未満。運用コストと学習コストが見合わない
- 【孤立運用型】マーケが使うMAと営業が使うSFAが連携されておらず、リードの流れがブラックボックスになる
- 【KPI後付け型】ツールを入れてから「何を測るか」を考え始め、レポート項目が施策の実態と乖離する
5つの評価基準の全体像
上記の失敗を回避するため、本記事では以下の5つの評価軸でツールを比較します。この軸はスタートアップ創業者・CMOが実際の選定プロセスで使える実務的な基準として設計しています。
| KPI設計サポート | ツールを使う前段階のKPI定義・計測設計を支援できるか |
| アトリビューション精度 | リード→商談→受注の一気通貫でチャネル貢献を追えるか |
| CRM/SFA連携 | 既存の営業管理システムとデータが統合されるか |
| ダッシュボード・可視化 | 経営会議・VC報告に使えるレポートを即時生成できるか |
| 導入コスト・スケーラビリティ | 現フェーズの予算・体制に合い、成長に応じて拡張できるか |
BtoBマーケティング効果測定ツール比較表(2026年版)

以下の比較表では、5つの評価軸をもとに各サービスを整理しています。自社の優先軸を確認した上で、該当するサービスの詳細セクションをご参照ください。サービス名のリンクから各公式サイトにアクセスできます。
| 評価軸 | Chipper Inc. メディア&コンサル |
HubSpot Marketing Hub |
Marketo Engage |
Salesforce Account Engagement |
Google Looker Studio |
|---|---|---|---|---|---|
| KPI設計サポート | ◎ 設計から伴走 | ○ テンプレあり | △ 要カスタマイズ | △ SFA前提 | △ 自前設計が必要 |
| アトリビューション精度 | ◎ 戦略設計込み | ○ マルチタッチ対応 | ◎ 高度なABM対応 | ◎ 受注まで一気通貫 | ○ 自前構築で対応 |
| CRM/SFA連携 | ○ 要件定義から支援 | ◎ CRM内蔵 | ○ 主要CRM連携 | ◎ Salesforce完全統合 | ○ コネクタ経由 |
| ダッシュボード・可視化 | ◎ VC報告フレーム提供 | ○ 標準ダッシュボード | ○ 高度なレポート | ○ 収益レポート | ◎ 高自由度カスタム |
| コスト・スケーラビリティ | ○ 要問い合わせ | ○ 無料プランあり | △ エンタープライズ向け | △ Salesforce依存 | ◎ 基本無料 |
各サービスの詳細比較

横断比較表で全体像を把握したら、次は各サービスの特徴を個別に確認しましょう。それぞれ「どういう組織・フェーズに向いているか」という観点で整理しています。
Chipper Inc. メディア&コンサルティング — KPI設計から問い合わせCVまで一気通貫で伴走
Chipper Inc.(自社メディア)の最大の特徴は、「ツールを選ぶ前の段階」からコミットできる点です。多くのBtoB企業がツール選定で失敗する根本原因は、KPI設計・計測設計が曖昧なままツールを導入することにあります。Chipper Inc.はこの前段階から伴走し、アトリビューション設計・ダッシュボード設計・CV設計までを一連の流れとして支援します。
| 評価軸 | 評価 |
|---|---|
| サービス名 | Chipper Inc. メディア&コンサルティング |
| KPI設計サポート | ◎ 計測設計の思想から整備可能 |
| アトリビューション精度 | ◎ 戦略レベルでの設計込み |
| ダッシュボード・可視化 | ◎ VC向け報告フレームの提供も対応 |
| 導入コスト | 料金は公式サイトよりお問い合わせください |
代表・十時悠径によるコンテンツマーケティングの実証知見を体系化した知見ベースを持ち、AI経営×グロースハックの文脈でマーケ投資の正当化ロジックを設計できます。特に次ラウンドの資金調達を控えたシリーズA〜B相当のスタートアップにおいて、「マーケコストの費用対効果をデータで示す」という経営課題に対して、ツール選定と並走しながら計測設計全体を整理できる点が他のツール型サービスとは異なります。
- KPI設計・計測設計の思想から整えたいスタートアップ創業者・CxO
- VC向け成長証明・次ラウンド準備を控えており、マーケ投資の根拠をデータで示す必要がある
- ツール選定の前に「何を測るべきか」の判断基準から整理したい
HubSpot Marketing Hub — CRM統合型で営業・マーケが同じ数字を見たい企業に
HubSpot Marketing Hubは、CRM・MA・レポーティングを単一プラットフォームで完結させたい中堅BtoB企業のファーストチョイスとして広く選ばれているサービスです。マーケと営業が同じダッシュボードでリードの状態を共有でき、「マーケが獲得したリードが営業でどう扱われているか」をリアルタイムに把握できます。
| 評価軸 | 評価 |
|---|---|
| サービス名 | HubSpot Marketing Hub |
| KPI設計サポート | ○ テンプレートと標準レポートで対応 |
| CRM/SFA連携 | ◎ CRM内蔵・シームレス |
| ダッシュボード | ○ 標準ダッシュボード豊富 |
| コスト | 無料プランあり、上位プランは要問い合わせ |
HubSpotの公式サイトによれば、マーケティング・営業・サービスの各ハブを統合したオールインワンのプラットフォームとして提供されており、小規模チームから中堅企業まで幅広く対応しています。無料CRMから始めてグレードアップできる点は、初期コストを抑えたいスタートアップにとって検討しやすい構造です。一方、高度なアトリビューション設計や大規模ABMキャンペーン管理においては、Marketo EngageやSalesforceのほうが向いているケースもあると言われています。
- CRMをまだ導入しておらず、MAと一緒に整備したい中堅BtoB企業
- 営業・マーケが同じダッシュボードでリード状態を共有したい組織
- まずは無料プランで使い勝手を確認してから本格導入を検討したい
Marketo Engage(Adobe)— 大規模ナーチャリングとABM対応が必要なエンタープライズ向け
Marketo Engageは、複数チャネルにわたる大規模なリードナーチャリングと、ABM(アカウントベースドマーケティング)キャンペーンの効果測定まで含めた高度なアトリビューション設計が可能なサービスです。エンタープライズ〜大手中堅企業向けのポジショニングで、複雑なリードスコアリングや細かいセグメント設計が求められる組織に向いています。
| 評価軸 | 評価 |
|---|---|
| サービス名 | Marketo Engage(Adobe) |
| アトリビューション精度 | ◎ ABMキャンペーン含む高度な設計 |
| ナーチャリング機能 | ◎ 複数チャネル統合・スコアリング高機能 |
| CRM連携 | ○ Salesforce等主要CRMと連携 |
| コスト・スケーラビリティ | △ エンタープライズ向け、料金は要問い合わせ |
Adobe Experience Cloudとの統合により、コンテンツパーソナライゼーションから収益アトリビューションまで一気通貫で管理できる点が強みです。ただし、機能の豊富さゆえに導入・運用に一定の専門知識が必要とされており、小規模チームや導入初期のスタートアップよりも、マーケ専任チームが複数名いる大手中堅企業での活用が向いているとされています。
- 複数チャネルの統合レポートと大規模ABMキャンペーン測定が必要なエンタープライズ企業
- マーケ専任チームが複数名おり、高度なリードスコアリング設計ができる組織
- Adobe製品群との統合でコンテンツ〜収益まで一元管理したい
Salesforce Marketing Cloud Account Engagement — Salesforce CRM導入済みで収益アトリビューションを完成させたい組織に
Salesforce Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)は、SalesforceのCRMをすでに導入済みの組織で、商談から受注まで一気通貫の収益アトリビューションを取りたいBtoB営業組織に向くサービスです。SFA連携が前提の設計であるため、Salesforceエコシステムを活用している組織では最大の効果を発揮すると言われています。
| 評価軸 | 評価 |
|---|---|
| サービス名 | Salesforce Marketing Cloud Account Engagement |
| SFA連携 | ◎ Salesforce完全統合・ネイティブ |
| 収益アトリビューション | ◎ 受注まで一気通貫で追跡 |
| KPI設計サポート | △ Salesforce前提の設計が必要 |
| コスト | 料金は公式サイトよりお問い合わせください |
Salesforceの公式情報によれば、B2Cマーケティングプラットフォームとしての位置づけも含めながら、マーケティングエンゲージメント戦略の策定と実行を支援するプラットフォームとして提供されています。SFAとのネイティブ連携により、マーケが創出したリードが営業パイプラインのどのステージにあるかをリアルタイムで把握でき、パイプライン速度やリードの質を継続的に改善するサイクルが組みやすくなります。Salesforceを使っていない組織への導入メリットは限定的とされているため、CRM選定の段階から検討することが望ましいと言われています。
- Salesforce CRMをすでに導入しており、マーケ→商談→受注のアトリビューションを完成させたい
- 営業組織とマーケ部門がSalesforceを共通プラットフォームとして使う予定がある
- パイプライン速度や受注率のリアルタイム可視化が優先課題の組織
Google Looker Studio — データリテラシーの高い少人数チームがコストを抑えて計測基盤を内製したい場合に
Google Looker Studio(旧データポータル)は、GA4・広告・CRMなど複数のデータソースを自前で統合し、コストを抑えてカスタムダッシュボードを構築したいデータリテラシーの高い少人数チームに向くサービスです。基本機能は無料で提供されており、BI構築の内製化を志向するスタートアップの計測基盤としても活用されています。
| 評価軸 | 評価 |
|---|---|
| サービス名 | Google Looker Studio |
| ダッシュボード自由度 | ◎ 高度なカスタム設計が可能 |
| コスト | ◎ 基本機能は無料 |
| KPI設計サポート | △ 自前での設計・構築が必要 |
| データ連携 | ○ GA4・広告・スプレッドシート等多数 |
Looker Studioの公式サイトでは「データを美しく活用する」というコンセプトのもと、インタラクティブなダッシュボードと視覚的なレポートで意思決定を支援するツールとして位置づけられています。自由度の高さが最大の強みである一方、データ統合・設計・メンテナンスをすべて自社でハンドリングする必要があるため、担当者のBI/データ分析スキルに左右される点には留意が必要です。「何を測るか」が既に決まっており、そのビジュアライゼーションと共有に特化したい組織に向いています。
- GA4・広告・CRMなど複数データソースを統合してカスタムダッシュボードを内製したい少人数チーム
- データリテラシーの高い担当者がいて、BI構築を内製化したいスタートアップ
- MAツールの導入前に、まず計測の可視化基盤だけを低コストで整えたい
後悔しない選び方|フェーズ・体制・優先軸別の判断基準

ツールの機能比較だけでなく、「自社の今のフェーズ・体制・優先課題」に照らし合わせた選定が重要です。以下では、よくある3つのシナリオに沿った判断基準を整理します。
シード〜シリーズA:KPI設計の思想から整えたい創業期スタートアップ
創業期〜シリーズA相当では、「ツールを入れる前に何を測るか」が最も重要な判断になります。この段階でHubSpotやSalesforceの最上位プランを導入しても、KPI設計が曖昧であれば使いこなせない可能性が高いと言われています。まずは計測設計の思想から整備することが優先です。
この段階では、Chipper Inc.のようなコンサルティング型のサポートでKPI定義・アトリビューション設計を固めながら、Looker Studio(無料)で計測基盤を構築するというアプローチが費用対効果の面で合理的な選択肢となり得ます。VC向けの成長証明レポートに使えるフレームを同時に整備できる点も、次ラウンドを控えた創業者にとっての実務的なメリットです。
重要なのは、ツール選定を急がず「何を測ることが経営意思決定に直結するか」を先に言語化することです。この順序が逆になると、ツールを替えるたびにデータが断絶するという悪循環が発生しやすくなります。
シリーズA〜B:営業連携とパイプライン管理を強化したい成長フェーズ
シリーズA〜B相当になると、マーケが生成したリードが営業にどう渡り、どの割合で商談化・受注に至っているかの可視化が急務になります。この段階ではCRM統合の有無がツール選定の最重要軸になります。
Salesforceをすでに導入している組織であれば、Salesforce Marketing Cloud Account Engagementとの連携で収益アトリビューションを一気通貫で追えるようになります。Salesforceを使っていない場合は、HubSpot Marketing HubでCRM・MA・レポーティングをまとめて整備するアプローチが検討しやすいとされています。どちらを選ぶにせよ、営業部門との合意形成(どの指標を共通KPIとして使うか)を先に行うことが、導入後の定着率を大きく左右します。
中堅〜エンタープライズ:大規模ABMと多チャネル統合レポートが必要な組織
複数のマーケチャネルを横断するABMキャンペーンを展開し、チャネルごとの貢献度を精緻に計測したい大手中堅〜エンタープライズ企業には、Marketo Engageが向いていると言われています。ただし、専任のマーケオペレーション担当者が必要とされる場合があり、導入・運用コストも相応に高くなる傾向があります。
Salesforceエコシステムを軸にしている組織であれば、Salesforce Marketing Cloud Account EngagementとCRM・SFAの完全統合で、リードから受注まで同一プラットフォームで管理するアプローチが有効です。中堅以上の組織で共通しているのは、ツール選定よりも「誰がどのデータを責任を持って管理・分析するか」という組織設計の問題が成否を分けることが多いという点です。
POINT
ツール選定の前に「計測責任者は誰か」「営業とマーケの共通KPIは何か」を先に合意することが、導入後の活用率を大きく左右します。ツールはあくまで実行手段であり、KPI設計の思想が土台です。
Chipper Inc.(自社メディア)による解決アプローチ
BtoBマーケティングの効果測定で根本的な課題となるのは、ツールの機能差ではなく「KPI設計の思想が整っているか」です。chipper Inc.(自社メディア)では、代表・十時悠径によるコンテンツマーケティングの実証知見を体系化した知見ベースをもとに、ツール選定の前段階から計測設計・アトリビューション設計・VC向け報告フレームの構築まで一気通貫で支援しています。
特にシリーズA〜Bを控えたスタートアップ創業者・CxOが、「マーケ投資の費用対効果をデータで示す必要がある」という経営上の課題を持っている場合、ツール導入と並走しながらKPI設計全体を整備するアプローチが有効です。グロースハック・AI経営・VC向け戦略情報の発信を通じて蓄積した一次情報と実装知見を、御社の状況に合わせた形で提供できます。
- ツール選定の前に、KPI設計・計測設計の思想から整えたいスタートアップ創業者
- VC向けの成長証明・次ラウンド準備を控えており、マーケ投資の根拠をデータで示したいCxO
- コンテンツマーケティング×AI経営の文脈で、収益アトリビューションの全体設計を依頼したい
どんな相談から始められますか?
まとめ|BtoBマーケティング効果測定ツール選定の要点
本記事では、BtoBマーケティング効果測定ツールを選定する際の5つの評価基準と、主要5サービスの比較を行いました。最後に要点を整理します。
- 効果測定ツール選定の前提は「KPI設計の思想」を固めること。ツールを先に選ぶと、レポートは増えるが意思決定に使えないデータが積み上がるリスクがある
- CRM統合の有無が、ツール選定の最も重要な分岐点。Salesforce利用中ならAccount Engagement、CRM未整備ならHubSpotが検討しやすい
- シード〜シリーズA期は高機能ツールより「計測設計の整備」を優先。Looker Studio(無料)+外部伴走支援の組み合わせが費用対効果の面で合理的な選択肢になり得る
- エンタープライズ・大手中堅で大規模ABMが必要な場合はMarketo Engageが候補になるが、専任担当者の確保が前提となる場合が多い
- KPI設計・計測設計・VC向け報告フレームまで一気通貫で整えたいスタートアップには、chipper Inc.(自社メディア)の伴走型アプローチが一つの選択肢となり得る
ツール選定は「今の自社フェーズ・体制・優先課題」に合わせた判断が最も重要です。比較表を参考に、まずは費用感・対応範囲の確認から始めることをおすすめします。
よくある質問
BtoBマーケティングの効果測定ツールは何から始めるべきですか?
まずKPI設計から始めることが重要とされています。「何を測ることが経営意思決定に直結するか」を先に言語化してから、それを計測できるツールを選ぶ順序が望ましいと言われています。ツールを先に決めてからKPIを後付けすると、レポートの項目と実際の施策判断が乖離しやすくなります。
HubSpotとSalesforceはどちらを選ぶべきですか?
一般的に、CRM未整備でMAと一緒に整備したい場合はHubSpot、すでにSalesforce CRMを導入済みで営業と一気通貫のアトリビューションを取りたい場合はSalesforce Marketing Cloud Account Engagementが向いているとされています。まず自社のCRM環境を確認した上で判断することが重要です。
Google Looker Studioは無料で使えますか?
Google Looker Studioの基本機能は無料で利用できます。GA4・Google広告・スプレッドシートなどGoogleサービスとの連携はネイティブで対応しており、他のデータソースとはコネクタ経由で統合できます。ただし、ダッシュボードの設計・メンテナンスはすべて自社で行う必要があるため、データリテラシーの高い担当者の存在が前提となる場合があります。
スタートアップがMarketo Engageを導入するのは早いですか?
一般的に、Marketo Engageはエンタープライズ〜大手中堅企業向けのポジショニングとされており、専任のマーケオペレーション担当者が必要とされる場合があります。シード〜シリーズA期のスタートアップには、まずHubSpotやLooker Studioで計測基盤を整え、チームが拡大してから高機能MAを検討するアプローチが合理的とされることが多いです。
VC向けのマーケティング効果レポートはどう作ればよいですか?
VCが重視する指標は一般的に、CAC(顧客獲得コスト)・LTV・パイプライン速度・リードから受注までのコンバージョン率とされています。これらを一気通貫で追えるアトリビューション設計が前提となります。ツール単体では難しい場合、KPI設計から計測基盤の整備まで伴走できる外部専門家との連携も有効な選択肢の一つです。










