株式会社chipper エンジニアチーム ジェネラルマネージャー 山内成郎 新卒では大手Sler企業に就職後、ハードウェア・ミドルウェア・ソフトウェア全ての開発に携わる。 その後、フロントエンドエンジニアとしてもっと新しい経験をする為にフリーランスへ転身。 フリーランス時代にchipperと出会い2020年1月に正式にジョイン。
元々大学に入る前からパソコンに関わることを追求したいと思っていて、 技術系学科がある大学に進学しました。 入学したのは電機電子工学科だったので、どちらかというと回路系で組み立てる方が メインだったのですが、たまたま受けた授業の中にプログラム言語の授業があり、 そこでプログラミングの面白さを知り、自分にプログラミングが合っていると思い、 卒業後はシステムエンジニアの道に進もうと決めました。
新卒では、大手企業でエンジニアとして入社し6年程働いていました。 そこではインフラから組み込み系のハード基盤、 WebアプリやWebサービスなどシステムに関わる部分を全般的に経験することができました。 具体的にはWebアプリで言うとiOS・組み込みだと車載サービスなどに携わることができ、 ハードウェア・ミドルウェア・ソフトウェア全ての経験を積めた感じです。
1年目は、目には見えない裏側である機能制約的な部分をアップデートし、 周りの人を支えるところにやりがいを感じていたのですが、 数年経ち、新しいプロジェクトでクライアントミーティングにも参加して、 要件を決める段階から関わるタイミングがあり、実際にクライアントと関わるようになると、 人の目に触れるサイト(フロントエンド)制作の楽しさを知り、 "目の前の人を喜ばせたい"と思うようになりました。
4年目に某人材派遣会社で10チーム200人規模のプロジェクトのアーキテクトチームにアサインされました。 ここでの経験が一番今と繋がっていると思います。 それこそ、実際にユーザーには触れない基盤部分の構築でしたが、 "目の前のメンバー/チームが目に見えて喜び、効率化される" この感覚が今でも染み付いています。 5年目からは決まった製品だけを担当するといった感じで、 だんだんと業務が単純作業になって来ており、もっと新しいことに関わっていきたい、 実際に自分が介在した価値を感じ、目の前の人に喜んでもらいたいという思いが 強くなり、退職してフリーランスとして活動することを決意しました。
フリーランス時代にchipperとの出会いがあったとか
そうですね。少しだけフリーランス時代のことも話すと、 Webアプリの開発、とりわけフロントエンドの仕事をしたいなと思っていたので、 これらの案件に関する仕事を受けていました。 綺麗でかっこいいサイトを作りたいと思っていたので、 デザイン面もこだわった仕事ができたように思います。 そういったフロントの案件をいくつか受けていた中のひとつにchipperもありました。 きっかけは代表の十時と私の共通の友人を通じて、 chipperに関わることになったのですが、 最終的には十時からお誘いを受けて2020年の1月に正式にジョインしました。
当時のchipperは、まだ今の事業体とは違っていてWebサービスの開発をしていました。 これは正式にジョインした後にわかったのですが、 実際は楽天市場の運用がメインだったので正直ギャップはありました。笑 ということのも実はchipperに入るまでは、EC領域を全くやったことがなかったので、 そもそもECとは何かから勉強し、どういう流れでお客さんから発注を受けて、 どういう流れでモノが最終的に消費者の手に渡るのか。といった 物流の流れまで理解するのに少しだけ苦戦しました。 また、はじめの頃は自分がエンジニアとして関わる中で、 どういう成果物を出せば価値を発揮できるかイメージも付きにくく、苦労した覚えがあります。 でもここでの苦労も今思えばやってよかったなと思っていて、 元々フロントで綺麗でかっこいいWebサイトを作りたいっていう想いから入ったので、 そのサイトを通じてエンドユーザーにどう感じてもらい(CXの観点)、 結果どのような成果をクライアントにもたらすのか、という経験することできたことで、 クライアントが実現したいことが、より明確にわかるようになったからです。
はい、今までは案件に対するコミュニケーションといえば、 社内メンバーと行うのが多かったのですが、 chipperに入ってからクライアントと直接やり取りをすることも増えたことで、 意図を汲み取りやすさが大きく変わりました。 また目の前の人に最大限の価値をお返しするということを大事にしているので、 クライアントが目の前の人になったことも大きいですね。 クライアントとそういった関わり方をしていく内に エンジニアとして最新の言語を追い求めて色んな技術を身につけて成長することより アーキテクトとして成長する方がchipperでの価値の出し方に合っているなと気づき、 エンジニアとして最新の技術を追うよりもプログラミング言語を使って、 システムをいかに組み合わせるかというアーキテクチャ的な考えに変わりました。 エンジニアはひとつの言語などを突き詰めた スペシャリスト的なキャリア形成が多いので、 ある意味エンジニアとしての成長を諦めるというのは、 少し後ろ髪が引かれるところはあったのですが、 chipperでは全体を知る必要があり幅広く勉強した結果、 ゼネラリストになれていたので、結果的にそっちの方がビジネスマンとしては良かったなと思いましたね。
そうですね。ずっと根底にあるのは、自分は何でも屋というのがあります。 1社目の時から手が空けば、言語やフレームワークに囚われずなんでもやるというスタンスでやっていて、 社内ツールを作ったりしていました。 でもこれは実は目指していた姿でもあって、ずっと私のなりたい像の中に、 自分ひとりいればなんとかなるっていう状態を作りたかったんです。 ですので、心の底でゼネラリストになることを求めていたのかもしれないですね。笑 一方でchipperでは最初役員として関わる部分もあって、 今まで自分が先頭に立つという動きをしてこなかったので、 そこで物事の進め方や捉え方のギャップは大きかったですね。 chipperで学べることの良さについてもう少し教えてください
ビジネス的な観点で言うと、自分で考えてゼロからキャッシュを産み出すところまでできることです。
例えばECのスキームを作るのであれば、受注してお金が入ってきて、
利益率がどれだけ残っているかまでわかるエンジニアってかなり貴重だと思います。
恐らく他社さんでいうところのPMのポジションは他よりも早くスキルを持った状態で目指せると思います。
あとは直接クライアントの要望が聞けて、
そこを自分の頭で考えて実装ができるということですね。
そもそも要件定義の上流部分からできるというのがひとつの価値になるとは思っていて、
いわゆるコーダーだとコードを書いて作るということに特化していると思います。
システムエンジニア(以下、SE)は、システムをエンジニアリングするということなので、
システムをどうしたらうまくいくかって考えるところに価値があります。
自分が手を動かせば終わるのではなくて、自分が考えれば仕事が進むというところが醍醐味だと思います。
あとは手前味噌みたいになってしまいますが、 chipperは先見の明はあると思っていて、 Shopifyも日本で流行る前から代表の十時から勉強しておいた方がいいと言われていて、 当時は「なにこれ?」な状態だったのですが、蓋を開けてみると今日本ではshopifyが流行っていて、 結果やってて良かったなと思いますね。 ですので、エンジニアとしても価値が高いところにいれている気がします。
メンバーには半年後にフロントエンドとして一人立ちできる状態になるようには伝えています。 chipperがやるフロントエンドはやることが決まっているので、 1人で全部対応できるレベルまで、今のメンバーを今年の夏までに引き上げたいと考えています。 あとはリーダーになってもらいたいとも思っています。 その為に今はフロントエンドの技術を磨いてもらっているのと 社内の案件を取りに行ってもらうようにしています。 社内の案件を自分から取りにいけないことには、 社外にも出せないので、自身で責任を持って決定・実行ができる自主性、経営的視点を持ってもらうことが方針です。
エンジニアとしてはフロントエンドの技術はマストですね。 具体的にはHTMLやCSS、あとはPHPかPythonはわかるようにならないといけないです。 何よりも大事なのは案件を止めないことなので、 できない・わからない。そのスタンスはいらないです。 どうしたら良いか。を常に考え、自分から情報を取りに行くスタンスが必要です。 設計する力も欲しいところです。ただ、そこは嫌でも付くかと思います 笑 限られた資源の中で、どうにかしなければならないことは多いです。考えないと仕事が進まないです。
あとは人に情報をきちんと伝達するドキュメント力ですね。 中には2次情報を読み取りさらに社内の人に伝えるような場面も出てくるので、 情報をきちんと伝達する力は必須だと思います。
自分で仕事を探して取りにいける人。2度目になってしまいますが。 来た仕事をこなすのは誰でもできるので、仕事は目の前のものだけじゃないというのを きちんと気づける人が活躍していると思います。 "気を遣える"というところだと思います。 作業、言動など誰にどう影響するか。 その感覚を社内外で常に持てている人は活躍してますし、純粋に仕事がしやすく、尊敬できます。
難しいですね。。笑 そうですね、「成長の場」なのかなと思います。 ビジネスマンとしての成長の場、エンジニアとしての成長の場、 chipperには成長できる機会がたくさんあるので、 あとはそこをどれだけうまく使うかはその人次第だと思います。
自分の将来のために今はとことんコミットできる。 自分の将来の通過地点にchipperがあればいいくらいの気概の人に ぜひ来て欲しいと思っています。 先程と被るのですが、成長できる環境はあるので、 逃げずに努力し続ける人には合うと思いますし、 そんな方と一緒に働きたいと思っています。
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