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ベンチャー企業COOの考える圧倒的成長をする人の特徴TOP5

2021/08/22

本記事では、私のビジネス経験の中から「こんな人が成長してきた」という特徴を、
圧倒的主観でランキング形式にして発表をさせていただきます。

 

「成長」の定義

今回は、成長には2種類あることを一旦覚えておいてください。
(「成長」について語るとそれだけで一本記事が書けてしまうので、今回は割愛します)

①:職能的成長〇〇ができるようになり、上位の仕事もできるようになる
②:人間的成長
:物事多角的な視点(広さ・高さ・深さ)で見られる

①を、より高く目指すには②が必要で、②より高く目指すためには①が必要。という関係性になっています。
今回は①の職能的成長を身につける方法と思って読んでいただければと思います。

私の周りにいる①が身につけられている人の行動を観察してみたところ、5つの特徴があると感じ、
私自身これまでがむしゃらにその5つの内容を意識して実践してきました。

 

職能的成長する人の特徴ランキング

5位:他責にしない

常に人のせいにしない考え方を持っている人(自責思考の人)は、圧倒的に成長しやすいです。

何故でしょうか?私の体験を例に説明します。

 

数年前、大変規模の大きいクライアント様からシステム移管のご依頼をいただきました。
システム移管のための私の役割として、先方のシステムと自社のシステムとの互換性を確認する必要がありましたが、
私がざっくり確認結果を作った後に、社内のシステム部門に確認と修正を依頼しました。

100項目にも渡る確認だったのですが、システム部門からは特にコメントがなかったため、
私の確認結果が完璧だったのかとタカをくくり、そのまま提出してしまいました。

その確認結果を正としてプロジェクトが進行したのですが、
プロジェクト終盤になり、100項目のうち1項目だけ確認間違いをした箇所があり、
簡単に修正をすることが容易ではなかったため、当時大変問題になりました。
(結果、代替案を提示して事なきを得ました)

 

さて、これは私の実体験ですが、
もしこの時、心の思うまま他責思考で行動していたら何が起きていたでしょうか?

①「自分のミスではない。答えてくれなかったシステム部が悪い」で思考停止
(=問題という事実から目を背けることで成長機会を損失する)

②問題を乗り切るため代替案の提示をしたいが、他人のせいにしているので負の感情が生まれ、社内のメンバーが相談に乗ってくれなくなる。
(=感情面からのコミュニケーション弊害が発生する)

③クライアントへの謝罪時に他責の言葉が節々と現れることで、担当変更を依頼される。
(=自分が起こした問題の解決に対して向き合うチャンスがなくなる)

といった問題が考えられます。

この時私が成長ができたのは、一切他責にせずに問題を乗り超えたからと言えると思います。

 

4位:期待以上のことをする

成長している人には「自分に何を求められているかを正確に把握し、それ以上のことをする」という特徴があります。
詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説していますので、ぜひこちらをご覧ください。

 

3位:目的を見失わない

目的を常に意識することは非常に重要です。

社内社外問わず、いただくご依頼の多くは「目的」ベースでは来ません。
「課題(WHAT)」や「手段(HOW)」までを落とし込まれた段階で依頼が来ます。

例えばこの画像ような「SEOで上位に表示させて欲しい」や「オウンドメディアで記事書いて欲しい」というご依頼を受けたとします。

こういった仕事一つでも、成長できる人と成長できない人に差が生まれます。

  • 成長できる人 :依頼が来たタスクをただのタスクとして処理をしない
  • 成長できない人:仕事を終わらせることが目的になり、仕事をタスク化しがち

この例で、「SEO上位上がるように、オウンドメディアの記事書いておいて」と依頼があった場合、目的によって書く記事も変わりますし、ToDoも変わります。

では、成長できる人はどのように考え仕事を行っているのか?

  • 案件目的なのか、ブランディング目的なのか、採用目的なのか(案件目的)
  • どういう層の人に見て欲しい記事なのか(勤怠管理で困っている人)
  • その層の人は具体的に何に悩んでいるのか(勤怠管理ソフトを入れたいが自社に合うソフトを知りたい)
  • どういうキーワードで検索する人なのか(「勤怠管理 ソフト 製造業 ランキング」)

というように、成長できる人は依頼があった時に目的を定めるを必ずセットで行います。
プロジェクトの最初に目的を同時にセッティングすることで、その後に過ごす時間の密度が劇的に変わります

これをすることは、他の側面にもメリットがあります。
それは、依頼する側から信頼されやすくなる。というメリットです。
なぜなら、依頼する側も「目的が曖昧なまま依頼している」ということも少なくないからです。

依頼される側の貴方から、目的の確認・提案を行うことで、
「これそもそもなんでやるんだっけ?」が整理され、これまで見えていなかったゴールが明確化されるのです。

これを常に行うことで、「とりあえず困ったら相談する人」というポジションを得ることができ、
様々な仕事、相談なども舞い込んで来るようになり、成長のための好循環が生まれるようになります。

 

2位:全てのことを”すぐ”やる

”すぐやる”を懐疑的に思う人が一部いると思いますが、あえて2位にランクインさせるぐらいに、非常に重要です。

実はこの世には「すぐやらなくてはいけない仕事」というのは、ほとんど存在しません

それでも「すぐやる」ことは大切です。
「すぐやらなくてはいけない仕事」は全体の1割ほどですが、それに対して「すぐやった方がいいこと」は全体の9割程度だからです。

すぐやることを懐疑的に思う人の主張として考えられるのは、

  • クオリティが高くない仕事をしても、結果的に仕事が増える。
  • 段取りをちゃんとしてない状態で着手しても効率が悪い。
  • 他にも優先度の高い仕事があるから、それを終わらせてからでないと効率が悪い。

確かにこのようなデメリットはありえます。
こう思ってるいる貴方、同時にこんな経験もしたことはありませんか?

  • メール、チャットの返信を忘れていた。
  • 他にも後でやろうと思っていたことを忘れていた。
  • 仕事がどんどん溜まっていく。終わらせても終わらせてもなくならない。

これは、「すぐやる」ができない人によくあることです。
当てはまる人は、まずは仕事への意識を大きく変える必要があります。

一人でやっている仕事はこの世にない。
自分は全体の流れの歯車の一つでしかない。
自分が返答を停滞させることで他の人の仕事も芋づる式で遅くなる。

仕事というのは、全体の大きな流れがあり多くの方が関わって成立しています。
どういう視点で見るかにもよりますが、想像もつかないほど、多くの方が関わっています。

貴方はその大きな流れの一箇所にしか過ぎません。
自分が仕事の中心にいるという考えは、エゴでしかありません。

例を挙げてわかりやすく説明します。

今日のAさんの仕事は、貴方からの確認・返信を待って進むとします。

貴方の返信があれば、Aさんはその仕事を10分で終わらせてBさんへ連絡することができます。
Aさんは13時〜15時に会議があり、11時〜13時は空いていたので、12:50までに返事をもらえれば、すぐに完了してBさんへ引き継ぎをするつもりで貴方の返信を待機していました。
当然、貴方はそんな事情は知りませんし、知るよしもありません。
そのため、返信は後ででいいかと思い、Aさんへの返信の優先順位を下げて、他の作業をしていました。

16時にAさんから電話がありました。
Aさん「今日子供の迎えがあるので17時に帰らなくてはいけなく、例の件どうでしょうか?」
貴方「あ、すみません。ええ、あれで大丈夫ですよ」

Aさんはその後すぐに仕事を終わらせてBさんへ連絡しました。

AさんとBさんのコミュニケーションでも同様な事象が起きる可能性があります。
その上Bさんから先でも、同じようなことが起きるかもしれません。

よほど全体像が見えていない限り、Bさんより先は想像ができません。それが普通です。
だからこそ「すぐ返せることはとりあえず早く返しておく」ことで、他の人の仕事も早く回るようになります。
そして貴方も覚えているうちに返信を行うことで、忘れていたという事態がありません。
この例は一見極端に見えるかもしれませんが、このようなことは貴方が見えていないだけで毎日周りで同じことが起きていることです。

話が少々本題から逸脱しましたが、本記事の「成長」という観点では、
多くの仕事を円滑に回すことで、多くの仕事が回ってきて、多くの経験を積めるというサイクルとなります。

やることへのメリットは他にもありますが、長くなるのでまた別記事で書きます。

 

1位:「できません」と言わない

これに対しても疑問を持つ人はいると思います。
そのほとんどの人が思う疑問はこれでしょう。

「できないこと」に「できます」と言うべきではない

はい、これはそのとおりです。
ではどういうこでしょうか?

順番に理解していただくために、まずは身近な例を挙げます。

貴方が土日に映画を観に行きたくて友人を誘う、という状況を想像してください。

貴方「映画観に行きたいんだけど、今週の土日とかどう?」
友人A「行きたいんだけど今週行けねーわー。またの機会に!」
友人B「行きたいんだけど今週は土日両方とも予定があって難しいんだけど、来週の日曜なら行けるけどどう?」

これからも誘いたいと思うのはAさんとBさんのどちらでしょうか?
Bさんですよね。では、Bさんの何が良いのでしょう?
それは、代替案を出してくれていることによって、「行きたいんだけど」という言葉に信憑性に生まれていることにあります。

これは仕事でも同じです。

例えば、貴方からメンバーへ、クライアントへの提案資料作成の依頼をした状況を想像してください。
「代替案」のイメージがつきやすいように、例をA〜Dまで挙げます。

 

貴方「この顧客への○○の提案資料を、20ページぐらいのボリュームで今週中に作ってもらえるかな?」

Aさん「他にも業務があるので難しいです」
Bさん「他にも業務があるのですが、今週中でなく来週頭なら作成可能ですがいかがでしょうか?」(時間軸調整
Cさん「20ページは難しいのですが、10ページでしたら業務量的に可能です。半分は他の方と分担できませんでしょうか?」(質調整
Dさん「自分の今抱えている業務を他の方に回していただいたら可能です。ご調整お願いさせていただけますでしょうか?」(最適化調整

 

この場合、今後仕事を依頼したくないのはAさんだけです。
Aさん以外は「どうやったら依頼されている内容に近づけるかという軸で、調整方法を提案しています。

これが仕事です。
会社の業務の中には「できません」と言うことは一切ありません。
調整方法を提案した結果、貴方にその仕事をお願いするかどうかは、上司の判断となりますが、「できません」を言わないことがとても重要です。

これは顧客からの依頼も同じです。
無茶なご依頼が来ても、「どうすれば可能か」「できる条件」を提示します。

 

顧客「商品が余ったのですが、Amazonに出店して明日から販売開始したいです」

貴方「どうしてもAmazonの審査期間があるので、来週からでしたら可能ですがいかがでしょうか? 諸々の必要な作業は、特急料金ということで○○円いただけましたら代行させていただきます」

 

もう一度言います。これが仕事です。

そして代替案を提示できるということは、

  • 提示した内容で社内外へ調整を行うため、調整力、交渉力が身につく
  • 提示するための業務理解が必要となるため、提示するために必然的に知識が身につく
  • 何かしらの代替案を提示してくれるので、社内外から頼られる

 

 

これらの要素で、圧倒的成長をすることができます。

私のこれまでの経験では、一定規模以上の会社を経営されている方は、みなさん必ず実践されているような印象です。
役職に関わらずどの立場でも取り入れられる考え方なので、ぜひ皆さんにも実践いただくことをおすすめします。